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突然ですが、海で過って海水と一緒にクラゲを飲み込んでしまったり、膣の中に入った等、体内に入ってしまった場合、何か対処方法があるのでしょうか? 手足などは、アルコール等で対処できますが、病院に行って薬をもらっても効きません。それは、ステロイドの塗り薬でした。 でも、良くなるどころか刺された部分の腫れはひかず、関係があるか分かりませんが、腹部が張ってきて、時々ジーンとした傷みが出てくるようになりました。 全身刺されていたのですが、手足等体の外側は特に何もせずに、かゆみがひどかっただけで自然に治りました。 体の中で、繁殖したり、生き続ける事がありますか? エコーを撮った場合、写るんでしょうか? 変な質問ですいません。。。
8/21 22:34
RES
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MKさん、こんにちは。 ヒロ@管理人です。 ご質問いただいたような状況でクラゲが体内でどうなるかを直接知っているわけではないので、あくまでも一般的に知られている事柄からの推測という前提で解答します。 海水の塩分濃度から極端に異なる環境では、クラゲはそう長くは生きていられないはずです。少なくとも水槽のような海水に満たされた状態が必要でしょう。体内の状態は、かなりこれとは異なると思いますが...。 クラゲの一般的な話になりますが、クラゲ本体から切り離されても触手にある刺胞はしばらく機能しつづけます。これが体内に入った場合も、少なくとも瞬間的には刺胞が発射されることが考えられます。内臓が皮膚よりデリケートだとすると、皮膚以上に刺胞に対して敏感に症状が出るかもしれません。 エコーに写るかどうかもよくわかりません...クラゲは一般的に水分が95%程度なのですが、エコー一般の話としてこのようなものが写るのでしょうか?。 腹部が張ってきた原因はわかりませんが、ひとつの可能性として皮膚や飲み込んだ再に体内に取り込まれてしまった刺胞毒が影響している可能性があるかもしれません。 体内に入ってしまった場合の対処法についても聞いてみます。 ということで、jfishの専門家の方にも問い合わせてみて、回答がありましたらまたこの掲示板でお知らせしますね。
8/22 10:51
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MKさん、こんにちは。 jelly@jfishといいます。 わかる範囲でお答えしますが、本当に飲み込まれたのでしょうか? 1:海水と一緒に飲み込む事はあるかもしれませんが、膣に入ることは、故意に入れない限りは、常識的には考えられないでしょう。 という前提で、皮膚の表面にある角質層(皮膚を保護している部分で、血管や神経がない)がない粘膜の方が、刺された時の症状は強く出ます。手や足など外と常に接している部分(特に掌や足の裏)は角質層が厚いので、皮膚症状は出にくく、軽いことが多いです。 2:現在のところクラゲの刺胞毒を分解する特効薬はなく、治療は炎症や症状を抑える対症療法しかない、ということ。また、アルコールも創(傷口)からの二次感染を防ぐための消毒の意味しかありませんし、医療機関では、創をアルコールで消毒することは通常はしません。 3:一般的には、刺胞毒による炎症やアレルギー症状などを抑える目的で、(1:に書いた対症療法です)ステロイドの外用薬は処方されます。 >良くなるどころか刺された部分の腫れはひかず、関係があるか分かりませんが、腹部が張ってきて、時々ジーンとした傷みが出てくるようになりました。 とのことですが、ステロイドは、クラゲの毒を分解するわけではないので、使用していても、毒の作用がある限りは、症状が増悪することはあります。ステロイドの外用はそのまま継続された方がよいと思います。 また、腹部の張りや痛みは、関係あったとしても、飲み込んだからでは無く皮膚症状あるいは、刺された事による副反応の可能性が高いと思います。 4:エコーでは、感度を上げれば理論的にはうつる可能性はありますが、もし飲み込むとしたら、小さなクラゲでしょうし、飲み込んでも胃に入ったら、浸透圧の差と胃酸で、すぐに形は無くなると考えられるので、現実問題としてはうつらないでしょう。 5:ほとんどのクラゲは条件を整えてあげても飼育が難しい位ですので、体内に入って生き続けたり、繁殖する事はあり得ないと思います。 ということで、少しは疑問解決のお役に立てたでしょうか?疑問があれば、また書き込んで下さいね。
8/23 18:08
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jfishのjellyさん、専門的な解答をありがとうございます。 MKさん、参考になりましたでしょうか?。
8/31 00:26
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