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海へ出かける
クラゲのいる海に行ってみましょう。
春に数個体のミズクラゲを採集する
春先に数個体ミズクラゲを採集したら、海水と一緒にバケツに収容してください。
秘密のおまじないを行う
バケツに収容したら少しかき混ぜます。
口腕(いわゆるクラゲの足)の根本部分を軽くほぐして下さい。
これがおまじないです。(大したおまじないじゃないですね)。
これでプラヌラという段階のミズクラゲの子供が得られます。
この時皮膚が弱い人はゴム手袋などをしたほうが後で痒くなりません。
育ててみる(第1段階)
水槽に移します。水槽は最大でも60cm程度のもので良いようです。
水温が20℃位になるようにしておくと、これでポリプが得られます。
この段階の子育てヒントは、下記を参照して下さい。
詳細は第1段階のヒントへ
育ててみる(第2段階)
ストロビラ化します。(10度ほどの水温低下刺激を与えます。)
これで、10度ほど水温低下させて約1ヶ月後にエフィラを得られます。
完了
採集して3ヶ月以内には30cm水槽一杯に数百個体のミズクラゲを得ることができます。
あとは、かわいがって育てて下さい。
Tips : 水槽には通気(空気の供給:エアレーション)してあげます。
ただし普通の熱帯魚の飼育のように、直接ブクブクの泡がミズクラゲに当たらないよう工夫して下さい。
濾過材は熱帯魚店に市販のもので気に入ったもので良いでしょう(底面濾過、上面濾過、スポンジ濾過など)。
Why?:クラゲの体内に空気玉が入り、クラゲ体を破損させないためです。
Why?:酸素補給と水質浄化の目的で通気濾過の目的があります。
Tips : 水槽内の水の流れを作るため、水槽の底に吹き出しにて流れを作ってください。
Why?:クラゲが運動不足になり変形してしまったり、生育不良となってしてしまうことを防ぎます。
Tips : 取水口の口を細かく分散してください。また、流出水の速度を弱めてあげてください。穴あきのボードを仕切にして水を濾過してやればクラゲを痛めません。
Why?:クラゲが取水口につまらないようにするためです。
Tips : 流出水の速度を弱めあげてください。
Why?:クラゲを痛めないためです。
穴あきのボードを仕切にして水を濾過してやればクラゲを痛めません。
流出水の速度を弱めるのために左の写真のようなボードを使用すると良いでしょう。
写真は江ノ島水族館の例です。
Tips : 一週間に1回程度水を交換して下さい。
水交換は半分づつ行って下さい。
この時に水の比重を測り、塩分が薄くなったり、濃くなったりしないよう気を付けるように。比重は手作りの浮きで工夫して下さい。Tips : 餌はブラインシュリンプだけで充分です。
Tips : 光の見栄えに関して:
光が少ない方が付着藻が繁殖せず、水槽が汚れません。
ただ、照明がクラゲの美しさを引き立てますし、アオサなどの海藻を入れてやることで水中に増えたアンモニアなどを除去できますので、水浄化の点からも照明は有効です。Tips :どうしても冬から育てたい方へ
東京湾でプランクトンネットを曳くと,エフィラが採集できます。
これにブラインを与えて飼育する方法もありますが、口腕にプラヌラを付着させた雌個体が出現するのは早くて2月となります。
1月でも,横浜港などにはミズクラゲが居ると思いますので、可能性はあります。
クラゲは、なかなか手に入れることはできない...。
確かに身近なショップでどこにでも販売されているわけではないですよね。
それなら採集に行ってしまいましょう。
江ノ島ビーチクラブやjfishでは、クラゲの採集も行っています。
特に江ノ島ビーチクラブでは、午後からクラゲ採集に出かける日もあります。
もし興味があったら一緒に出かけましょう。
ショップなどでは絶対に手に入らない、透明で小さくて、美しい繊細なクラゲを採集しています。
もちろん自然が相手なので、全くクラゲを見つけられない日もあります...。
江ノ島ビーチクラブの開催日はコチラを見てくださいね。
●江の島ビーチクラブ:小さなクラゲ体験のご案内
●連絡先:info@jfish.net 担当:平山ヒロフミ
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このページは、
水産大学校・生物生産学科・上野俊士郎先生 [Dr.Shunshiro UENO (Associate Professor) ]の全的なご協力で作成いたしました。
詳細なノウハウの提供に感謝いたします。
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