ギヤマンクラゲの飼育
- 失敗編 -
Tima formosa


jfish mailing list , Hiro


■このページでは以下の内容を紹介しています。

■飼育環境



■飼育の様子
各絵をクリックすると、大きな画像になります。


2000/6/10 : 採集当日


触手はまだ短め

水槽に話した直後。
水質の変化に驚いたのか、なぜか底に向けて泳ぐ。
まるでサカサクラゲ状態。
異常なほど拍動の周期が早い。
触手は採集時に切れてしまったのか、比較的短い。
接写による生殖腺の発達の状態をご覧下さい。

接写の写真は、こちらです。
ギヤマン接写1
ギヤマン接写2
ギヤマン接写3

2000/6/11 : 飼育2日目


一晩で、かなり触手が伸びた。
...ように見えるのは、縮めていた触手を伸ばしたため。
触手が目の荒い石に挟まれるため、伸び切って切れたり、
石を引きずって泳いでいる。
本来はもっと目の細かいサンゴ砂が、濾過のためにも有効とのこと。

2000/6/11 優雅な姿(1)


傘の部分に傷が付き、こぶ状の突起が出る。
かなり動きが鈍くなる。
また、生殖腺の色が黄色っぽい色から白っぽくなってきた。
傘もやや開きぎみ。
アルテミアが丸一日経過しても低温のためか孵化しないので、
今日も食事はおあずけ。

2000/6/11 優雅な姿(2)



2000/6/20 小さくなってきた・・・

その後一週間、気温が上がってきたこともあり
元気がなくなってきたと思ったら・・・。
今のところ直径2cm程度に縮んでしまった。

2000/6/25 とうとう溶けて・・

餌のブラインシュリンプを捕獲できなくなり
とうとう、溶けて無くなってしまった。
このところ30℃前後の日が続いているので
水温も非常に高い。
江ノ島のギヤマンクラゲは高温に極端に敏感なようだ。
まだポリプやプラヌラがいる可能性があるので
しばらくは給餌を続ける。

2000/6/26 次のギヤマンクラゲ達・・

次のjfishオフ会では雨の影響でクラゲはほとんど見えず。
翌日の江ノ島で、2匹またギヤマンクラゲを採集したので
再度飼育に挑戦。
ギヤマン3号君
ギヤマン3,4号君

↑残念ながら、7/10の時点で2匹ともお亡くなりになりました。

反省点

・海水の濾過がうまく行っていないと思われます。
・したがって水質の悪化が進行してしまったようです。
・水槽内の水流がほとんど無いため、運動不足(?)かもしれません。 ・少々手抜きして、ブラインシュリンプを直接水槽内にて与えていました。 ・気温の上昇で、水温も上がっていました。 ・水槽の立ち上げ時間が短かったようです。


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